こんばんは。
2か月に1度のペースで通っていただいている方が今日はいつもの腰痛とは違う感じだといらっしゃいました。
10日ほど前からでやや悪化している。
鋭い痛みはないが動作時に鈍痛があり寝返りでも痛むので眠りずらい。
放散痛や痺れはない。
思い当たる原因はない。
身体を触らせてもらうと膀胱経と腎経に緊張があり局所に心地よいぐらいの圧痛がある。
膀胱経の緊張を取る為に天柱、委中に刺鍼。
腎経の緊張を取る為に湧泉に灸。(鍼は痛いので)
緊張を取るといっても局所の硬さを取るわけではではなく経絡の緊張です。
圧痛は結果であって原因ではないので局所には刺鍼しません。
天柱、委中に置鍼しながら湧泉に熱めの灸を5,6壮。
起き上がってもらうと痛みはすっかり良いそうです。
すごく楽になったし今日は腰に鍼をしなかったけど自分の腰は治ったんですかね?とおたずねになるので。
今日までの痛みはもう大丈夫ですがいつもの腰痛は一生のお付き合いかなとお伝えしました。
この方は大病をされて手術後からの腰痛です。
腰痛は自分の理性を養うためのわかりやすい指標です。
上手に付き合えば悪化はしません。
無視しようとすると悪化します。
これをコントロールできるのは自分の理性しかありません。
苦笑されていました。
腰痛と捉えるより理性を養わせてくれる友人と捉えてもらうといいですね。
ほとんどの病気は生活習慣だとおもっています。
生活習慣とは食事や運動、心の在り方も含めてです。
多くの方は食事や運動などには気を使いますが心の状態に関しては軽く考えがち、あるいは対処の仕方を知りません。
どんなに良い食事を摂ってもいつも心に不安や恐れがあれば必ず病気になります。
今一度生活習慣を見直してみてください。
読んでいただきありがとうございました。
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