啓蟄(けいちつ)。
二十四節気の3番目の季節です。
冬の間地中に籠っていた虫などが地上にワラワラと這い出てくる時期。
歓迎はしませんが、Ruachにも夜になるとヤモリ、大きな蛾、その他多くの虫が集まってきます。
そして人体にも同じことが起こります。
冬の間籠っていた症状がワラワラと出てくるのです。
地上にではなく皮膚に。
地中と地上、体内と体外。
体内と体外を分けるのが皮膚と考えます。
するとやはりこの時期は皮膚の症状が多く見られます。
例えば帯状疱疹。
痛いですよね、きついですよね。
中医学では湿と熱の邪と考えます。
冬の間身体が冷えないように熱を内に溜めておきます。
暖かくなってきてこの熱を自然に放出出来れば問題はないのですが、うまく放出できないと熱が籠り邪になります。
籠った邪が帯状疱疹として皮膚に出るのです。
アトピーや各種湿疹なども同じ原理で起こります。
籠ったものを出すには皮膚の小さな穴(汗腺など)をよく開いてあげることが必要です。
適度な運動や入浴がおすすめです。
出てしまった症状は出し切るしかありませんが、症状がきつい場合は是非ご相談ください。
出す、散らす、取る、などは鍼灸の最も得意とするところです。
読んでいただきありがとうございました。
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