「すごく嬉しいこととすごく悲しいことがありました。」
「すごく悲しいけど嬉しいことの喜びのほうが大きいんです。」
治療が進む過程でのクライアントさんの声です。
それを聞いて自分の心が開くのを感じました。
そうだよね、と。
喜びを喜びとして受け取れる。
これこそが人の本性だと感じます。
ではその本性の邪魔をしているのはなんでしょう。
過失や欠乏感などの罪意識ではないでしょうか。
完璧な考えを、完璧な時と場所で、完璧に行う。
不可能です。
だったらそれに少しでも近づきたい。
その後にあるのは、やはり過失や欠乏感などの罪意識ではないでしょうか。
罪意識を罰するのではなく、罪意識をゆるすということが目的になったらどうでしょうか。
罪意識をゆるした後は自動的に本来の本性が現れます。
だってそっちが本当なんだから。
罰するか、ゆるすか、無意識にいつでもこれをやっています。
「すごく悲しいけど嬉しいことの喜びのほうが大きいんです。」
喜びはいつでもそこにあります。
今日も教えていただきました。
お読みいただきありがとうございました。
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