この時期いつも書いていますが、やはりぎっくり腰をする方がとても多くなります。
この時期というのは急に温度が下がる時や寒暖の入れ替わりが激しい時などです。
中医学で云う寒邪とは冷えのことで、寒邪(冷え)には凝集や凝滞という縮まったり滞ったりする性質があります。
血液が滞ればあらゆる組織への栄養が行きにくくなります。
その結果筋肉に栄養が行かずぎっくり腰になる。
津液(体液)が滞れば関節の動きが悪くなります。
その結果筋肉に負担がかかりぎっくり腰になる。
このようなメカニズムでぎっくり腰は起こります。
要は冷えると滞って縮まるのでゆっくり動く、動きはじめに気を付ける。また、予防として冷えないように下着を増やす、例えばスパッツやレッグウォーマーや靴下の重ね履きですね。
それでもなってしまったら早めにご相談ください。
またどうしてもお越しになれない場合は、湯船やシャワーで温めない、冷やさない、ストレッチやマッサージをしない、これらを守っていただき痛い場所より大きい範囲に湿布をベタベタと貼って安静にして下さい。これだけで一晩眠ると痛みが軽減する可能性があります。
ぎっくり腰に限らず寒邪の凝集や凝滞により、脳梗塞や心筋梗塞などの重篤な疾患や、卵管水腫や子宮筋腫などの婦人科疾患も誘発しますので寒邪(冷え)にはどうぞお気を付けください。
読んでいただきありがとうございました。
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