各種ぎっくり

RUACH[ルーア]

2024年02月11日 13:52



ぎっくり腰、ぎっくり背中、ぎっくり股関節、ぎっくり頚、ぎっくり肩。

所謂急性の各所の痛みです。

不通則痛、通りが悪くなれば痛みが出る。中医学の鉄則です。

急性のものは、気の通りが悪くなり起こるという単純なものが多いです。

もちろんその背後には気の通りが悪くなる原因がありますが、通りが悪くなっているところの通りを良くすることでほとんどの場合はその場で痛みが軽減します。



気の通りを良くするためにツボ(経穴)に鍼をするのですが、大事なツボは手足の肘から下、膝から下にあるので痛い所には鍼をしません。

手と足どちらをのツボを使うのか。

ここが面白い所で、よく運動をする方には足のツボを使い、ほとんど運動をしない方には手のツボを使うことが多いです。

筋肉が発達しているところのツボのほうが、より気の流れを強くする効果が高いです。

ですので、各所のぎっくり、その痛みの場所に関わらず、手足のどちらの筋肉が発達しているかをみることがミソになります。



これも面白い話なのですが、肘から指先までを全身の縮図、同じく膝から指先までを全身の縮図としてみることができます。

肘周りは腰と対応しているとみることができます。

先日、やはりぎっくり腰で、腰に熱感があると訴える方を診させていただきました。

触診してみると、肘周りに熱感があり、足より手のほうが筋肉が発達していました。

肘周りに、「曲池」という熱を取ることに長けたツボがあります。

もうそこに鍼をするしかないわけです。

するとすぐそのクライアントさんは熱感が取れたと教えてくれるのです。



最初のほうに書いたように、気の通りが悪くなる原因というものがあります。

癌を患っている方のぎっくり腰を診させていただいたことがあります。

やはりその場では良くならないんです。

気を流す力が足りないんです。

癌に限らず、内臓の不調などを抱えている方は治りにくい傾向があります。

そうは言っても何度か施術させていただくと良くなります。



各種ぎっくり。

良くなります。きっぱり。

がまんしないで一度みせてください。

お読みいただきありがとうございました。
ホームぺージはこちらhttps://harikyu-suwa.jimdosite.com/

Tel 0266-75-2179     e-mail ruach@live.jp

奇跡講座の音読も定休日(火金)以外は毎日更新しています。必要な方に使っていただけたら幸いです。https://www.youtube.com/channel/UCI6zRvkIyNlarcH5UamJh-Q

よろしければポチっとお願いします。

鍼灸ランキング

関連記事