脳梗塞の後遺症で起きあがることができない。
幼少期に両親から虐待を受けて人生が思うように進まない。
常に身体のどこかに痛みがあって生きているのが苦しい。
難病によりあと10年は生きられない。
この方たちの多くに共通することは心が不安で溢れていること。
心が不安で溢れていれば怒りや絶望にも溢れている。
自分の怒りをぶつけてくる方、他者を攻撃し続ける方、自分を責め続ける方、現実逃避し続ける方。
反応は様々です。
この方たちの反応を見て自分はこういう人間にはなりたくないと言う。
誰も望んでこうなっているわけではない。
ここは絶対に理解したい。
理解したつもりでも実際にこの方たちに向き合うと、どこかでこの方たちを攻撃してしまうこともある。
攻撃とは前述したように、こうはなりたくない、とか、そこは自分の責任だ、甘えすぎだとか思ってしまうこと。
しかし如何なる場合においてもこの方たちを攻撃してはいけない。
しつこいようだが誰も望んでこうなっているわけではないから。
結果としてそうなってしまっているだけだから。
必要なのはどうしてそうなってしまっているかを想像することだと思う。
僕がそうならない自信ははっきり言ってない。
ならないように努力はしているけど自信はない。
その自分の自信のなさをかみしめながらこの方たちと向き合おう。
そうすれば間違い(この方たちを攻撃すること)は限りなく減らせるはずだ。
先の熊本地震において、被災者の方の中に救援物資等を必要以上に貰っていく方がいたそうです。
その方たちにあさましいなどと非難の声を上げる方もいますが僕にはできません。
その絶望的な状況でそれをやらない自信はありません。やりたくはありませんが。
今一度自分の弱さを自覚しよう。
読んでいただきありがとうございました。
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