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特定検診てきな

特定検診てきな


中医学には舌診というものがあります。舌の状態を診て内臓の状態を予測するという診察法です。よろしければ過去のブログ(望診其の二)もお読みください。

最近は口臭予防ということで舌を磨く方が増えています。

貴重な情報源のうえ、免疫力も落ちるので磨かないことをお勧めしています。

舌は、施術者にとって情報源であるのと同時に、クライアントさんにとっても自身を知り得る貴重な情報源になります。

例えば、舌の表面が白っぽいときは胃が冷えているかもしれない、舌の表面が黄色っぽいときは胃に熱がこもっているかもしれない。舌全体が腫れぼったいときは水分代謝の機能が落ちているかもしれない。舌先がピリピリするときは頭に熱がこもっているかもしれない。舌の横(縁)が赤いときはストレスがたまっているかもしれない。舌の表面の白っぽいのが厚くなっているときは食べ過ぎなどで消化機能が落ちているかもしれない。

これらを自分で理解できたらどうでしょうか。



中医学を学ぶことは自身を知ることであり、中医学を用いた施術は自身を知ることでもありクライアントさんを知ることでもあり、クライアントさんが自身を知ることにもなります。

自分自身を知れば知るほどクライアントさんを深く知ることができます。

クライアントさんを深く知ることができると、クライアントさんも自身を深く理解します。

学ぶことと教えることは同じであり、教えることと学ぶことは同じです。



自分を知る。

多くの人にとって大きな課題ではないでしょうか。

答えはすべて自分の内側にある。

中医学を学んでいて本当にそうだなと感じます。



身体は、自分を知るためのとても学びやすい教材ではないでしょうか。

自分を知るために身体を学んでいると、次第に心を学ぶ必要を感じるようになります。

さらに自分を深く知る道が見えてきます。



僕たちは何も知りません。

何も知らないということを理解すると、理解したいという欲求が生まれます。

鍼灸の道に進みたいと思ったきっかけは、自分には何もないという強い無力感でした。

今思えば、自分は何も知らない、自分を知りたいという導きだったように感じます。

今でも、自分は何も知らない、とびっくりします。

何も知らないことに気づくと、大きな学びを受け取ることができます。



すべての症状は、身体という教材の中の一つのタイトル。

そのように僕自身も自分の身体を扱っています。



症状がなくても、特定検診的な感じでお越しいただくのもお勧めです。

普段受けている病院のソレでは絶対に知り得ない情報がいっぱいです。



中医学が義務教育に取り入れられればなぁ。

そんなの待ってないで自分で教えたほうがいいのかなぁ。

お読みいただきありがとうございました。

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