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フェミニストではないのですが。

フェミニストではないのですが。


現在、推拿(すいな)整体スクール中級編を開催中です。

初級編では妊婦さんが受講していただき、開催期間中に出産を迎えました。

なんと中級編でも妊婦さんが受講中で9月には出産の予定です。

先日その妊婦の生徒さんに調子はどうですかと質問したころ、神回答を聞かせてもらいました。

「心身の変化が目まぐるしくて大変だけど、どうしたって産まれてくるので受け入れるしかないと決めたら心身共に落ち着きました。」

全てを受け入れる。ここに女性の真の強さを見せてもらいました。



自分の身に起こったことを、判断することなしにただ受け取る。

多くの人はここに、良い悪い、なぜ、などの判断を入れてしまいます。

起こったことに対応せず、判断に対する対応に追われてしまいます。

その結果、ゴールなき旅に多くの時間とエネルギーを費やしてしまいます。

指を切って血が出ていたらまず血を止めますのよね。指を切ってしまったことは良いことなのか悪いことなのか、なぜ指を切ってしまったのかではないですよね。



受容という女性性は、今、男性に最も必要な要素の一つだと感じます。

社会は、その多くが男性性によって作られています。

多様性を謳われた東京オリンピックでは「女性差別」「歴史軽視」「いじめ」など、多様性とはほど遠い男性たちがトップにいました。

これでいいはずがありません。



RUACHに来ていただいているクライアントさんの比率は女性約8割、男性約2割です。

そこで男女の違いを感じてみると、心と感情への意識が女性の方が圧倒的に高いということです。

心と感情を「在るもの」として見れることが「全てを受け入れる」というところにつながるように感じます。

実際に男性のクライアントさんも心と感情を「在るもの」と見ている方は、物事に対する抵抗が少なく「すべてを受け入れる」姿勢をお持ちです。



鍼灸は心と感情を「在るもの」として診る医学です。

全ての人が全てを受け入れることができればそこは天国と呼べるのではないでしょうか。

そんな世界に鍼灸が貢献できると思っています。

お読みいただきありがとうございました。

Tel 098-948-3925   e-mail  ruach@live.jp

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