先日高野山に行ってまいりました。
なぜ高野山かというと、クライアントさんから凄く良かったとうかがい、もともと神社仏閣が大好きなうえに、僕の父方のお墓が真言宗。
行かない理由がありません。真言密教の総本山、高野山。
以前に風間家のルーツである風間神社を参拝させていただき(
https://ruahari.ti-da.net/e9637986.html)、その続きとでも言うのでしょうか。
真言密教の総本山といえば金剛峯寺ですが、空海さんが開闢された816年当時は高野山全域を金剛峯寺と呼んだそうです。
現在の金剛峯寺は1593年に豊臣秀吉が亡き母の菩提寺として建立されたそうです。
空海さんが中国より持ち帰った真言密教は、本国中国では衰退し無くなったそうです。最近になって中国のお坊さんが高野山で修行を積み、再度中国に持ち帰り布教をされているそうです。
と、まあ、うんちくはこの辺で。
高野山での宿泊は3泊を2軒の宿坊でお世話になりました。
お寺では毎朝、大師空海さんと、お寺に納められている御位牌の御供養と、自分と御先祖と全ての命のために勤行が行われます。
宿坊ではその勤行に参加することができその後に御住職の法話を聞くことができます。
僕たち夫婦にとっての高野山は、この朝の勤行が全てと言っていいほど素晴らしいものでした。
もちろん全日参加させていただきました。
そこで見て感じたものは、御住職と副住職の人間としての器の大きさとでも言うのでしょうか。
その器とは、信頼というか受容というか愛というか。
とにかく感じてしまうんです。
今まで生身の人間からは感じたことのない何かを。
今生の全てを懸けて仏の道を歩む人たちが得た現時点での悟りとでも言うのでしょうか。
同じものを目指す者にとっては希望そのものでした。(同じもの目指すと言ってしまうと大変失礼かと思いますが御容赦ください。)
人間はこう成れる。
本でしか知らない大師や覚者や聖者の片鱗を見せていただきました。
偏在する弘法大師空海のお導きでしょうか。
ありがとうございました。
またそのお寺で修行されているお坊さんたちも清らかというか何というか、お地蔵さんのようでした。
ちなみにそのお寺とは大円院といいます。激プッシュです!!
しかし、当然と言えば当然なんですが、高野山の全てのお坊さんが大円院のようではなく、2軒目の宿坊の御住職からはアレを感じることもなくそこの他のお坊さんも普通のお兄さんっぽかったです。
弘法大師空海の偏在を実感しています。
高野山の杉香を焚き、高野山の高野槇の精油を付け、高野山のお経を聴きながら書いています。
南無大師遍照金剛。
読んでいただきありがとうございました。
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